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補足、返事、画像

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先日投稿した小生の拙文 '一老人の着物についての感想' に付き早坂さんよりコメントいただき恐縮しました。そこでその後思い浮かんだことなどを以下に"補足"として付け加えます。またその後頂いた"電気屋さん"のコメントにお返事します。
<補足>
@着物産業にたずさわっておられる職人さん達は自宅でのくつろぎ着や寝巻きなどの低いクラスの物を考えることは誇りが許さないとおもっておられるかも知れません。しかし今の様に着物を全く経験したごとがない人口がふえれば着物は確実になくなります。しかし先ずくつろぎ着や寝巻きなどで一日の生活のどこかで着物にふれる経験をした人口が圧倒的になれば着物が絶えることは先ずありません。そうすれば、この人たちの間からよりクラスの高い着物への欲求がでてくる筈です。しかし今くつろぎ着や寝巻きなどの着物を町で購入することは先ずできません。3-40年くらい前まではそれでも自分の好みの、且つ安価なものをデパートやスーパーなどで求めることができました。最近みたのはスーパーの薬品コーナーの片隅にガーゼの寝巻きが僅かにおいてあるだけでした。これではどう仕様もない。これでは着物産業関係者の怠慢であるといわれても仕方がない。
@小学校(或いは幼稚園も)のカリキュラムに、小さい内から着物の良さを体験させる科目を入れる。。大人になってから着物の良さや文化的価値を解いても大部分の日本人には手遅れです。小さい時に肌で感させる必要があります。これは立派な情操教育です。この様なことが全国で行われるならば、そのための教材を準備するだけでも着物業界に膨大な内需を生み、多数の新雇用が発生します。先ほど話題になった電子黒板などよりはるかに国のためになる。
@ 着物には何百年かけて進化してきた日本人の美的感性や知恵がつまっています。一方着物は扱いにくいとの理由で色々改良(?)されたものが出てきました。一例として2部式着物があります。和食の店などで時々見かけます。私はそれらの類に余り感心しません。作ったひとは着装が簡単になって改良されたと思っているかもしれませんが、それらには祖先が年月をかけて磨いてきた伝統的な着物に込められた美的感性をみることができません。着物のような普段着であってもこれらの美的感性を備えた衣服が現代人の安直な感覚で壊されて行くのは大変残念です。私は着物の着装が言われるように大変であるとは思いません。それでは昭和初期以前の日本の庶民はどうしていたのでしょうか?彼らが着装教室に通っていたとでも言われるのでしょうか?私の母は老人ホームに入る前までは自宅では和服でしたが一度も着付けを習いに出かけていったような記憶はありません。
@ 新聞にはさまれてくる衣類の広告によく白人の男女もモデルが目につきます。相手は日本人であることを考えるとこれは甚だ奇妙です。しかし、これには売り手側のしたたかな計算があるのではと思えてきます。彼らはこれ等の衣服が日本人に会わないことを百も承知である。そこでモデルに白人をつかえば広告を見る人は自分が着ればこのように美しくまたハンサムになるのではという錯覚にとらえられて衣服を購入する。これ等を身につけて恰好よくなったと自分では思っていても他人がみれば不恰好であることに自分では気が付かない。

<電気屋さんへの返事>
拙文にコメントいただきありがとうございました。興味深く拝読いたしました。

私の最近の経験では温泉宿にとまっても浴衣に着替えない若い人(といっても中年ですが)がおおくなりました。彼らは元々浴衣にきがえる機会がなかったのではないかと思われます。一方、ホテルや旅館では私はベッドや布団ににはいるときは上半身裸です。浴衣で寝ると汗で翌朝着られなくなります。ベッドのシーツなどは普通毎日かえてくれますから気にしません。一つ不満なのは大抵のホテルでは浴衣のままロビーや食堂に行くことを禁じています。私見では和のものは西洋の服より下等であるという明治期いらいの意識があるからです。よれよれの着古した浴衣はたしかにみっともないけれども、も少しまともなものをホテル側で用意してくれればすむ事です。外国旅行中はいたし方ありませんが日本のホテルでなにも全て西洋式にすることは有りません。早朝に朝食にゆくのに全て着替えて靴を履いてゆかねばならないのはどうも会点が行きません。

"半身脱がして反転させ、もう半身脱がせ、逆手順で着付ける事が
可能なのも浴衣の構造故です。"

とお書きになっていますがこんな器用なことは私にはできません。しかし旅館(ホテル)につきシャワーを浴びて浴衣に着替えた瞬間に旅の疲れが一度の癒されます。

色々みてくると日本人が幕末の黒船来航で受けた文化的ショックがトラウマとなって未だ我々の生活に残っているように思われます。

返信(2)

  • こんばんわ、電気屋です。

    >@ 新聞にはさまれてくる衣類の広告によく白人の男女もモデルが
    >目につきます。相手は日本人であることを考えるとこれは甚だ奇妙です。
    >~~

    まえにテレビの雑学でやっていたのですが、これは実は別の理由が
    あるそうです。 特に下着とかの場合ですが、
    下手に日本人を起用してしまうと、プロポーション(体型等)に
    目(興味)がいって仕舞い、商品アピールが薄くなってしまうからという
    事だそうです。 これが外人モデルだと、「外人さんならちがっていて当然」
    と言うわけで純粋にマネキンさんになってもらえるというわけです。
    意識していなくてもどうしてもそう見られてしまうと言う消費者意識を
    考慮しての配慮というわけです。 ですから他意はないと思います。
    もし将来、高精度なロボットマネキンが開発されれば、
    また違った表現になってくる可能性は有ります。


    >半身脱がして反転させ、もう半身脱がせ、逆手順で着付ける事が
    >可能なのも浴衣の構造故です。"
    >とお書きになっていますがこんな器用なことは私にはできません

    これは自分が無精して寝ながら着替えるという意味ではなく、
    介護の現場で患者さんの浴衣を着替えさせる時の話です。
    (どちらでも良いのですが)まず右側を下にして寝ている状態で
    左側の袖を外し、脱がせます。そしたら浴衣の左半分を背中に
    押し込んでしまいます。で、寝返りを打たせ、今度は左側を下にして
    これで完全に脱ぐことが出来る。で、着付けるときも同じ要領で
    右袖を通し背中に送って寝返りを返し、左袖を通して前を合わせれば
    できあがりというわけです。


    話変わって、、

     お祭で半纏を着せるとき、初心者は帯の締め方を知りません。
    で、教えるわけですが、
    このとき「このやり方を覚えると浴衣が格好よく着られるゾ」って
    言うわけです。 「貝の口」を覚えれば男の着物の着付けは7割方
    OKですからね。
    同じ事を柔道の師範も言うそうで、こちらは「神田結び」という
    帯締めですが、やはり「これを覚えると着物が着られます」と。

    御神輿好きの人が立ち上げているホームページに
    「神輿○○に捧げるページ」http://www6.airnet.ne.jp/kys354/mikoshikyou.htm
    というのがあり、この中に

    「・旅館に泊まった際に、一人だけ浴衣の帯がきっちり締まっている。」

    と言うのがあります。 理由は上記の通りです。

    今時は男帯も締められないのか・・・・とお嘆きになるでしょうが、
    着物から距離を置いてしまっている現代人ではこれが常識なんですね。

    怖いことに、浴衣でも半纏でも「左前」をやる人がいるんですよ。
    ごく自然にね。勿論指摘するまでそれが不自然なことであることが
    解らないわけです。 一部に「女物の洋服は左前合わせだから・・・」
    と言う説もあるようですが、私はそれはちょっと違うような気がします。
    まあ、いずれにしても知らないのですからそれ以上でもそれ以下でも
    ないわけですが・・・・。

  • >川崎様

    こんにちは、Ryoと申します。
    私は現在高校三年生の男子高校生で、長い休みの間(春休み、夏休みなど)は殆ど毎日着物を着て過ごしております。
    きっかけは居合道を始めたことでした。又、以前外国に住んでいたことがあり、自国の文化を大切にしていこうという心が芽生えたからです。
    川崎様が書かれた文章を拝見致しまして、是非意見を述べさせて頂きたいと思い、投稿させて頂きました。

    川崎様は着物を着る、ということを押し付けようとされているようですが、それでは幾ら頑張っても着物を着る人間は増えていかないと思われます。

    まず、小学校又は幼稚園の授業に和服の着方を教える授業を取り入れたところで、幼児が「着物は着易くて心地よくてとても良い!」などと思うとは到底思えません。又、昔はそのような教育も可能であったのでしょうが、現代は押し付け教育というものは受け入れられないと思います。時代は変わっていくのです。

    次に、2部式着物について。
    確かに川崎様が書かれたとおり、着物は何百年も掛けて進化してきた、伝統的な衣服であることは間違えありません。しかし、そこに「発展」というものがあっても良いのでは無いでしょうか?
    先程も申し上げましたように、時代は変わっていくのです。
    今まで、何百年もの月日を経て変わって来た様に、これからも変わり続けるということは悪いことなのでしょうか?
    私は決して悪いことでは無いと思います。
    また、川崎様は「日本人女性がどんなに立派なドレスを作って着てみた所で白人女性には遠く及ばないことを知るべきでしょう。日本女性が白人女性に太刀打ちしようとするなら和服にするしかありません。」
    と書かれていますが、衣服というものは他人と比べて価値を判断する物なのでしょうか?
    また、競って何の意味があるのでしょうか?

    私はあなたのその考え方が甚だ疑問でなりません。

    衣服は所詮は肌の露出を隠し、身体を守る為のものなのですから。

    さらに、川崎様は「新聞にはさまれてくる衣類の広告によく白人の男女もモデルが目につきます。相手は日本人であることを考えるとこれは甚だ奇妙です。しかし、これには売り手側のしたたかな計算があるのではと思えてきます。彼らはこれ等の衣服が日本人に会わないことを百も承知である。そこでモデルに白人をつかえば広告を見る人は自分が着ればこのように美しくまたハンサムになるのではという錯覚にとらえられて衣服を購入する。これ等を身につけて恰好よくなったと自分では思っていても他人がみれば不恰好であることに自分では気が付かない」こう書かれましたね?

    不恰好に見えることは法律違反ですか?いけないのですか?
    着物も所詮衣服なのですから、各々が自分の好きなように着れば良いのではないでしょうか?

    あなたのような考えをもつ「堅物」が居る事が、現代人が着物を着ることの一番の妨げになっていると思います。
    ご自分の書かれた文章、もう一度読み返されては如何でしょうか?
    押付けと批判で構成された文章であるということがお分かりになりませんか?

    では聞きますが、ここまで書かれているのならあなたは着物の発展の為、何か重大なことをなさったのでしょうか?
    着物を着ることを強要し、着ている人の批判をするだけでは駄目です。


    最後に、まとめさせて頂くと、
    ・着物も所詮は衣服である
    ・衣服は各々が好きなように着られるものである(勿論しきたりというものがあり、それは無視できない場合が多いですが、普段着に限るならば)
    ・伝統的な文化でも時代にあった「発展」は必要である
    ・時代は常に変わっていくものである


    先程も申し上げましたが、もう一度御自分のお書きになった文章を見直されては如何でしょうか?
    押付けと批判では着物は広まらないということを意識された方が宜しいかと思います。

    以上、17歳、男子高校生からの意見でした。

    長文乱筆失礼致しました。


                  岩瀬 令(いわせ りょう)

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