はじめまして、本好きと申します。
先日、「長襦袢用」と銘打たれている反物が安値で売られていたので、思わず買ってしまいました。仕立てに出す前に生地を見てみると、これがなかなかいい色合い。生地のコシもありますし、どうも長襦袢にこだわらず、羽織や長着にしてもいいのではないかと思ったのですが、自分の知識・経験不足から、皆様のご助言を仰ぐ次第です。
世に反物が、羽織用、長襦袢用、長着用などど区別されるのは、柄以外になにか理由があるのでしょうか。長襦袢生地を羽織や長着に転用すると、なにか問題があるのでしょうか。
個人的には、上記の反物などは柔らかくしなやかで、春夏に着るのにむしろ向いてるんじゃないかと思ったりしています。
よろしければ、皆さんのご意見をお聞かせください。
当該の反物は、正絹楊柳地、明るく深めの青色です。

簡単に書きますと、きもの類はその用途(羽織用、長襦袢用、長着用)によって、必要な生地の長さが違ってきます。(反物の長さが違います。)
きのものを仕立てる際には、その用途に合わせて必要な『パーツ』に生地を裁ちます。
もちろん着る方の寸法によっては、同じ用途のものを仕立てる際に生地の要尺も違ってきます。
ですから、何々用と表示している場合は、『一般的な寸法の方でしたら、この品物は要尺が足りてますよ。できますよ。』という意味ですね。
それらの反物で、他の用途のものができるかどうかということにつきましては。
言い方を変えれば、希望用途のものに自分の寸法で生地の要尺が足りるかどうかによって決まります。
必要寸法→求められた生地→作ろうとしている用途の要尺→満たしているか。
生地の風合い、向き不向きに関わらず、長襦袢用とした反物を、例えば、羽織りや長着に転用はどうでしょうかとのことですが、要尺が足りていましたら物理的にOKということですので、一向にかまわないと思いますが。
なるほど……。
勉強になりました。やまざきさん、ありがとうございます。ひとつ、試してみようと思います。