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和装の魅力と着こなす楽しみを提案する、男の着物総合ガイド

和服の下着Kimono underwear

和服の下着
■ 純和装肌着


和服に最適な男物の下着とは、そう、ズバリ言って「ふんどし」です。女性は湯文字、男は褌、やはり何といってもこれに限ります。もっと気軽に和服を着ようという趣旨にもかかわらず、いきなり「ふんどし」はないだろーって声も聞こえそうですが、私としてはいたって真面目に提案したいのです。もちろん強要するつもりはありませんし、普通の下着でも十分和服の心地よさは楽しめると思います。しかし、もしも100%の和装をお望みなら、これしかありません。

誰でも最初は抵抗あると思いますが、これに慣れるともはや他の肌着は考えられません。理由は、大きく2つあります。機能性と装着感です。特に機能性については、まさに和服のための肌着という感じですし、装着感も一度味を知るとやみつきになるほど気持ちのよいものです。越中褌と言えばどうもジジクサイし、六尺褌はお尻が丸出しなのでエロティックなイメージを抱いて敬遠される方が多いのでしょうが、Tバックだって同じようなものだし、日本人は国技として力士の廻し姿を見慣れていますから、決して恥ずかしい下着だと決め込まないで欲しいものです。大正時代頃までは、六尺も越中も全国で愛用されていたのですから。騙されたと思って、ぜひ一度体験してみて下さい。和装の下着の重要性をきっとわかってもらえると思います。

また、上に着る肌着については、「肌襦袢」というものがあります。Uネックなどの洋装の肌着でもいいんですが、やはり和装には肌襦袢をお薦めします。肌に直接つけるものだからこそ、和服本来の肌着を着けている方が、日常着慣れて来るにつれ、和服が身体になじむような気がします。また、肌襦袢だと脱いだり着たりも洋服の肌着と比べて非常に楽で簡単です。

それから、男性用はあまり一般的ではないようですが、「裾除け」というのがあります。これはいわゆる腰巻きのことですが、半襦袢などと組み合わせて二部式の長襦袢のように用います。普段毎日着物を着る時は、この方が簡単に洗濯できるので私はよく活用しています。また、長襦袢を着るときでも、寒中などにこれを下につけておけば、ラクダの股引なんかがなくても暖かく過ごせるのでお薦めです。

なお、褌については、どうしても抵抗があるなら最初から無理に締める事もないでしょう。和服の醍醐味は「気持ち良さ」でもありますから、あくまで自分の趣向に合ったものでいいのです。ただ、和装の下着(肌着)について、まじめに考えてみる必要はあるかと思います。どんなにいい着物を着ていても肌着はいつも洋服のと同じっていうのも、考えてみれば何か変ではないですか?洋服でも下着を替えるだけで気分が変るってことありますよね。和服の場合はもっと顕著だと思うんです。私は機能面、体感面、精神面など多大な影響を感じます。最終的には個人の好みの問題にもなりますが、これを機会にぜひとも下着を見直して見て下さい。

■ 各肌着の解説ページへ


褌について
(下着としての褌の種類や特徴、褌用の布地についてなどを説明します)


裾除けについて
(いわゆる腰巻きのことですが、ちゃんと男性用もあります)


肌襦袢について
(アンダーシャツにあたる和服の肌着です)

なお、本来、和服で言う「下着」とは、長着の下に重ねて着る長襦袢とは別の着物のことを言うんですが、一般的には広く、肌着や長襦袢まで含めたものを下着と呼びます。なお、普通、足袋は下着には含みません。





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